といっても、この件に関して表題以上のことは語りますまい。
で、その夜、泣きながら最終電車で友人宅に転がり込んで
「男の人に恋をしちゃいけないの……?」と咽ぶ私は一体。
「自分の意思に関係なく出生時に割り当てられた性」のほうが、その人の生き方や人格よりも重要なんだろうか。
私は、間違った「ココロ」を持ってしまったんだろうか。
そう言おうとすると、制止された。
実を言えば、「ココロ」が間違ってるなんて思ってはないし、思いたくもない。
ただ、「これで本当にいいのかな?」「許されるのかな?」と不安になる時はしばしばある。
だからこそ、私自身のあり方を肯定してくれる、自宅ではないもう一つの「居場所」の存在は有難いし、助けになっている。
私自身のポリシーとして、
「今まで出会った人々みんなに感謝したい」という考えがある。
親、友人、先生、かつて恋人として付き合っていた人、その他いろいろ、私を口汚く罵ってくれた人々にすら
そういった出会いがあって現在の私がこうして居られるわけで
無駄な出会いなど何一つ無かった。
喧嘩別れした人もいるけれど、冷静になれた今となっては
もし再会したとして、開口一番に出る言葉は「ありがとうね」だと思う。
だから、嫌な出来事だって「そんなことは忘れてスッキリしよ」なんてしたくなくて
『理想の人生に近付くための教訓』をそこから学びたい。
その出来事を経験してないバージョンの自分なんて居ないのだから。
おおっと。話が真面目になりすぎてるようだね。
ばっかみたい!
だから、ようするに
「忘れちゃいな」以外の路線でりっちゃんを持て成すといいよおまえら
ご飯奢ってくれるとなお良し
ってことで!